サクライド 2013 - 今年も自転車で満開の桜を見に行ってきた -
冒頭の写真は今ぼくが住んでいる常陸太田市の瑞龍小学校の校庭にある有名な桜、「瑞桜」です。
プロモーションビデオや映画などでよく撮影されている樹齢80年とも言われる大樹。
AKB48の「桜の木になろう」のPVではメンバーがこの樹の下に椅子を並べて歌うシーンがありました。
が、しかし、そのときは花が咲いてないのです。
撮影の時期が合ってなかったんでしょう。
じつに惜しいです。
これも「瑞桜」。
背景の校舎が瑞龍小学校ですが、残念なことに昨年(2012年)3月に廃校になりました。
この写真を撮りに行った日は体育館で地域の人がバスケットボールしてました。
そういえば今公開中の映画にもこの桜が登場しているそうです。
機会があれば観てみたいと思ってます。
次はこの桜。
去年の春、自転車で久慈川上流に向かう道すがら、遠くにぽっかりと白く輝いていたので近寄っていったところ、とても雰囲気が良くて気に入ってしまいました。
小さな祠を護るように覆い被さって咲いている姿といい、そこに至る道や周囲の雰囲気といい、じつに良いのです。
バランスの取れた、きれいな形じゃないですか。
これは上の写真の左端あたりから撮ったものです。
この桜、じつは三本の木が並んでひとつの大きな桜に見えていたのでした。
祠の中には古いお地蔵さんが祀ってあるのですが、背後から三人の守護者に見守られているようでもあり、なんかそういう物語を思い浮かべてしまう景色なのです。
どなたが植えたか存じませんが、粋なことをなさったものです。
そしてこちら。
TwitterやInstagramにも書いてますが、ぼくが最も好きなのがここです。今年もきれいに咲いていました。
去年、辰ノ口の花見からの帰りに、畑道をぶらぶらと走っているときに初めて見つけたのですが、この前に立って見ているうちになぜか懐かしさがこみ上げてきて、しばらく呆然としてしまいました。
あまりに気に入ったので、その後も何度も訪れていますが、やはり桜の季節の風情は格別です。
ある日、ちょうど犬の散歩をしている方がいらしたので何を祀っているのかお尋ねしたところ、水神様だそうです。この地の水利を司る神様なんですね。
そういえばこのあたり一帯には、このように田圃や畑の真ん中にぽつんと塚が残されていることが多いのですが、なるほどなあと思いました。
それ以来、「水神様の桜」と呼んでいます。
最後は比較的新しい桜並木、辰ノ口の桜です。
久慈川にかかる「辰ノ口橋」から、上流の「辰ノ口親水公園」までの1キロメートルが、ずらりと並んだ桜の花で、じつに華やかなラインになります。
上の写真を拡大していただくとわかりますが、白とピンクがそれぞれ一列に植えてあり、こちら(山)側から見るとピンクが、川の方から見ると白が目立つようになってるんです。
ね、こっちから見ると白いでしょ。
ここはもちろんクルマ侵入禁止なので、今日も大勢の人が散策を楽しんでました。
ただいま絶賛さくら祭り開催中で、13日には花火もあるそうですよ。
今年はどこでも開花が早かったから、ここもあわてて前倒しにしたんですね。
というわけで、去年より10日早い「サクライド」を楽しんできました。
これ全部を回っても40キロ程度。半日ぐらいでちょうどいい自転車散歩です。
自転車でなければ味わえない春を、もうしばらくの間、楽しみたいと思います。
では。
PS. そういえばこれらの写真はすべてiPhone5で撮りました。よりによって瑞桜を撮っている最中に、長年の相棒のNikon D70がお亡くなりになったので…。でもiPhoneでこれだけ撮れると助かりますね。しばらくはこれでいいかな。
などといいつつ、デジイチほしい......
↓ランキング参加中。クリックしていただけると喜びます。
にほんブログ村 人気ブログランキング
↓グーグル先生のおすすめはこちら
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント