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2012年3月 2日 (金)

パブコメ「安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた提言(仮称)(案)に関する意見募集」〜私の意見

国交省と警察庁の有識者会議「安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた検討委員会」が提言をとりまとめるにあたって募集したパブコメ。

2/27(月)に発表して、3/2(金)に締め切るという鬼のようなスケジュールでした。

これです。→ 報道発表資料:安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた提言(仮称)(案)に関する意見募集について - 国土交通省

日頃から自転車交通問題に関心を寄せてる皆さんも、たいへん忙しい中でそれぞれに提出してらっしゃる様子はTwitterでもうかがえるわけですが、私もいちおう提出しました。

自転車利用促進の基本的な位置づけとか道路の構造とか、いろいろ考えるところもあるんですが、そのあたりは専門家や詳しい方も突っ込んでいると思うし、何よりも全体を通してみればとても前向きで詳しく、期待できる内容だったので、私は私なりにぼんやりと考えたことを送ったわけです。

私は一方通行ではない自転車道には基本的に反対だし、縁石を置かれるのも嫌ですが、どれもできればやらないと書いてあるし、そこは重々わかった上で現実的な落としどころを作るための提言だと思うので、その手の重箱の隅はつついてません。

いずれにしろパブリックコメントというだけに結果資料では公表されることもあるでしょうから、ここにも自分が書いたとおりに載せておきます。

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「安全で快適な自転車利用環境の創出に向けた検討委員会」事務局
国土交通省道路局環境安全課道路交通安全対策室 御中

今般の意見募集にあたり、下記の通り意見を提出します。

<意見内容>道路空間に余裕のない立体交差施設部における植栽等による出入口の回避に反対。植栽ではなく反射板付きで見通しの良い柵やガードレールなどにすべき。また「押しチャリ」の名称に反対。

<理由>背の低い植栽であっても通行者の視野を妨げ、危険が生じると考えられるから。また「チャリ」は気軽な呼称である反面、「車両である」という意識を低下させると考えられるし、一部では自転車に対する蔑称と捉えられているので。

<該当箇所>P.15 L8〜L15

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<意見内容>利用ルールの周知にあたっては、テレビとラジオでわかりやすい公共広告を積極的かつ継続的に行うこと。

<理由>例に挙げられている各種人海戦術による地道な普及は重要であるけれども、如何せんリーチが短く、量的にも不足するのは目に見えている。交通の方法に対する全国民の意識を根底から書き換えなくてはならない場面においては、徹底的かつ圧倒的な波及・浸透がどうしても必要不可欠なので、他の公共キャンペーン(例・薬物使用禁止)と同様にマスメディアを利用すべき。

<該当箇所>P.20 L22〜L27

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<意見内容>交通違反に対する指導取締りにあたっては、警察のみならず地方自治体との役割分担を行い、軽微あるいは常習的な違反(放置駐輪や無灯火、二人乗り、通行禁止違反等)については市区町村条例による取り締まりを可能とすること(交通指導員の民間委託も視野に入れる)。

<理由>取り締まりが進まない理由の一つに、自転車による違反が反則金制度で処理できないことがあげられる。軽微な違反は条例による罰金等で簡便に処理すれば、実質的な違反行為の減少につながると考えるから。

<該当箇所>P.22 L1〜L7

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<意見内容>自転車の利用促進にかかる具体的施策のひとつとして、主要路線への「サイクルステーション(仮称)」の設置を例示。(「サイクルステーション」とはいわゆる「自転車の駅」で、簡単な修理用具や備品、補給食品等の販売とサービスを提供できるような拠点。現在でもしまなみ街道や埼玉県などではコンビニや商店、施設等を活用した取り組みが見られるが、これを一定基準で認定するなどし、共通のサインなどを設けて全国に展開。サイクリングコースばかりではなく、都市部の通勤路にも設置して自転車利用者への利便性と情報を提供する。)

<理由>自転車の利用推進の要のひとつは、トラベル量の増加(利用距離の増大)だと考えられる。ごく短距離の日常利用から中・長距離の通勤や都市間移動やレジャーに活用されるようになってこそ、自転車利用の様々な有効性が発揮されるので、いざというときでも安心して乗れるようなインフラを整えるべきである。自動車におけるガソリンスタンドの役割が燃料補給だけでないことを考えれば、自転車にも販売店以外に「ステーション」があって良いはずだから。

<該当箇所>P.24 L8〜L23

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<意見内容>今後検討いただきたい課題を数点列挙します。

1)ハンドサイクル、ハンドバイク等と呼ばれる車いすタイプの自転車の安全な走行空間の確保。

2)リカンベントやタンデム、ロングテールバイク等々、「普通自転車」の枠に収まらない自転車など、自転車そのものの多様化に対する法的に柔軟かつ的確な対応。

3)電動アシスト自転車の性能、利用のされ方を踏まえた走行空間や規制。身体能力の衰えた者でもそれなりに乗れる利点と表裏の危険性をどう捉えるか。原動機付き自転車としての免許制度は必要ないか等。

4)電動シニアカーや「セグウェイ」など、新しいタイプの「乗り物」と歩行者、自転車との棲み分けを視野に入れた道路と街のあり方。

5)上記4)にも関連して、自転車が歩道を通行するのが当然とされたゆえに、幼児から高齢者までが分け隔てなく気軽に自転車を乗り回す、世界でも有数の自転車保有国となった日本の特殊な状況を、今後どのような方向にもって行くべきかの基本的な考え方を「ジャパン・モデル」として提示すること。「ニーズ」からの発想ではなく、こうあるべきという明確で強いビジョン。

<理由>今後も変化する環境に対応するには、今それぞれを検討しておくことが必要だから。

<該当箇所>P.25

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<意見内容>パブリックコメントの募集期間が短すぎる。

<理由>非常に重要なテーマであるにも関わらず、公示から締め切りまで平日5日間では周知も検討もできない。本提言案に最も関心を寄せ、またその影響を直接受けるであろう自転車利用者の大半は一般生活者であって、平日はそれぞれ必死に働いているのは当然のこと。にも関わらずそれら当事者に広める時間も考える余裕も与えないというのでは、広く国民の意見を集めたことには到底ならないと考えられるから。

<該当箇所>本意見募集全体。

以上。

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パブコメというよりマルコメ(まるでダメなコメント)ですが、こんなところで。

では。

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