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2011年2月 4日 (金)

iPhone:スマートフォン用ハンドルマウント「Minoura iH-100S」は、さすがミノウラよくわかってる、という製品。

_dsc8967

年末からすっかり更新をさぼっていた当ブログですが、立春を迎えてそろそろ寒さも峠を越したような気がするので、またぼちぼちと書いていきたいと思います。よろしくお願いします。

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さて今回は、iPhoneを自転車のハンドルバーに固定するためのマウントホルダー「Minoura iH-100」を取り上げてみます。

iPhone4を買う前から、いずれスマートフォンを持つならばハンドルマウントは必須だなと考えていたので、あちこちのレビューや掲示板をのぞいたりしていたのですが、いろんなメーカーがいろんな製品を次々と発売するので、どれにしようかとかなり悩んでいました。

そしたら昨秋、自転車用品関連ではすっかりおなじみのミノウラが満を持したかのようにこの「iH-100」を発表したので、晴れてiPhoneユーザーとなった私としては大いに期待して購入してみたわけです。

結論から言うと、これ、とても良いと思います。たいへん気に入りました。


Img_0768私は、SとMならば「S」のほうです。

いえ、性癖ではありません。

「iH-100」には、取り付ける部分のバーの太さに応じて、直径22〜29mm用の「iH-100S」直径28〜35mm用の「iH-100M」が用意されてるので、ごく普通のクロスバイカーの私はSなのだと、それだけのことです。

実物を見たくて近所のショップを探してもなかったので今回は通販で買ったのですが、メーカー希望小売価格2,982円のところ、密林通販で税込み2,171円でした。

第一の評価ポイント、価格については文句なしです。

ちなみに昔ある人に「あなたは間違いなくMよ」と言われたことがあります。

どーでもいいですね。

Img_0770内容物はこの4点。

本体のホルダー部分、iPhone4など薄い機器用の追加パッド、ハンドルへの固定の肝となるクランプ、ホルダーをクランプに固定するボルト用の2.5mm六角レンチ。

この六角レンチがなにげにボールポイントだったので、ちょっとうれしかったです。

Img_0772 iPhoneを載せるホルダー本体はプラスチック製で、パッと見これで大丈夫か?と思うほど軽いです。

製品全体の重量も120g。実測する前に取り付けちゃったのでカタログスペックですが、とにかく気になるような重さではありません。

このウィングで両側からiPhoneを挟み込むんですね。

Img_0778 ホルダーの下側には赤い解除レバーがついてます。

これをカチッと手前に引くだけで、両ウィングがバチッと開き、iPhoneを取り外すことができます。

これは閉じている状態で・・・

Img_0776_2 こちらが開いた状態。

クランプとの接続部分には18度刻みの山があって、取り付け時に画面のタテヨコ角度微調整が可能です。

ただし、いったんクランプに取り付けたら六角レンチがないと動かせません。おまけに前後の傾きもがっちりと固定しちゃうので、いったんクランプをゆるめない限り変えられません。これは不自由なことでしょうか。否、私はここがミノウラの偉いところだ思うのですよ。

「タテヨコ自在に画面の向きを変えられます」「360°回転できるボールポイントを採用」などという製品もありますが、この手のモノではどう考えてもそこが弱点になります。そしてそこを万全に強化しようと思うと、重く、大きく、複雑で、高価になります。

しかし自転車で使うモノは、軽量かつ頑丈であることが最も重要なポイントなので、一見便利そうだけどたいして重要ではない首振り機構など切り捨てて、その分少しでもウィークポイントを減らすことが大切だと私は思うんです。したがってこの部分はポイント高いです。さすがミノウラよくわかってるな、というのはここです。

Img_0780 で、これがクランプ。金属製でしっかりした造りです。

スプリング式のレバーと5mmの六角ボルトによる締め付けで、ハンドルバーにがっちり固定できます。構造も仕上がりもミノウラならではのクオリティ。安心できます。

クランプの上に乗っている黒いプラスチックの円形台座が、ホルダーと咬合して本体を支える仕組みです。

Img_0785 クランプから台座を外すとM5のネジ穴が7.5mm間隔で三つあり、この分だけ前後調整が可能です。

ちなみにこのクランプは「SM-2229/SM-2835 スペースマウント」として単体でも販売されています。要はM5のボルトで何でも取り付けられるという便利なモノなんです。

で、ミノウラからはこのクランプの応用製品として、スマートフォン用の「iH-100」と、カメラマウントの「VC-100」が出ていると。そういう兼ね合いがあるからボルトでの完全固定ではなくワンタッチ着脱式のレバーを採用しているのでしょう。

ですが、これは弱点でもあります。

誰でもワンタッチで外せちゃうんだから、誰でもワンタッチで盗めちゃう。

困りますね。イヤですね。

なので私は独自で(自己責任で)対策を施すことにしました。どうしたかはもうちょっと後でお見せします。

Img_0787ホルダーとクランプを結合するとこうなります。

ホルダーをボルトで固定しているので、ぐらつきも遊びもなく、いい感じです。

Img_0807 実際に自転車に取り付ける前に、とりあえず部屋に転がってたハンドルに付けてみました。なんとなくやる気になるフォルムです。私だけかも知れませんが。

下巻きのゴムシートは私が常時在庫してるもので1mm厚です。製品には上の写真に写っている透明のビニールシートが付属してます。

で、この段階でハンドル上のレイアウトや盗難防止対策などいろいろ考えてみたわけです。

_dsc8956 その結果がこちら。

元々ついていたシグマのフラッシュライトを外してステムのすぐ左に付けました。ここはバー径が25.4mmある部分です。

私のハンドルは以前書いたようにかなり切りつめてあるのでアクセサリー用のスペースがあまりないのですが、クランプの足の高さでステムとベルをクリアできてます。もしもおさまらなかったらどうしようかと思っていたのでホッとしました。

_dsc8954 左後方から見るとこんな感じ。

とくに無理なく取り付けられています。

_dsc8952 で、これが私の盗難防止策です。

ワンタッチでレバーを起こせないように番線(ワイヤー)でぐるぐる巻きに固定してしまいました。

ゆるめに取り付けて、ハンドルバーとの隙間からワイヤーを通して巻き付けてから前側のボルトを締めたわけです。こうしておけば、ちょっとしたイタズラや出来心の泥棒ぐらいは抑止できます。

もちろん、ニッパー持ってきてワイヤー切られたらおしまいですが、そこまでする奴は他のモノを狙うでしょう。そもそも5mmの六角レンチ一本持ってたらこのマウントはおろか私の自転車の主要なパーツは全部バラバラにできちゃうわけですから、やられるときはやられるのです。とりあえず通りすがりの思いつきでのイヤな思いを未然に防げれば良しと考えています。

ただし、この方法だとレバーを固定した後でボルトを締めることになり、メーカーの注意書きに背くことになってしまう、という点をお断りしておかなければなりません。レバーのスプリングをかけてからボルトを強く締めるとレバーが破損する恐れがあるため、それはやってはいけないことになっています。したがって、これは私があくまでも自己責任でしていることだとご理解ください。

_dsc8973 真横から見るとこうなってます。

iPhone4の下に5~6mmほどの隙間がありますが、その部分に追加のパッドを重ねてぴったりフィットさせているのです。

自分は持っていないので検証できませんが、パッドを外せば、背面に外部バッテリーを背負っている一体型のケース付きiPhoneでも入るかもしれませんね。

パッケージに記載してある適合機種は「Apple iPhone 3G/3GS/4、RIM Blackberry、Sony-Ericsson Xperia and other smart phones」となっており、メーカーサイトには「推奨対応サイズは幅58〜68mm/厚さ9〜15mmですが,これ以外のサイズでもユーザの自己責任で取り付けることができます。」と書いてあります。

_dsc8959 乗車ポジションから見るとこう。

このあと下側のレバーをカチッと引いてウィングを広げ、iPhoneを載せて、両ウィングをぎゅっと手でつかむようにしてカチカチカチッと締め付けるだけです。

もちろんiPhoneのDockコネクタは空いてますから、走りながらの充電もできるし、今話題のFisica Fitness Sensor Keyのドングルを取り付けることも可能です。

_dsc8961_2はいオッケーでーす。

両ウィングは手で挟みつけるだけなんですが、とてもしっかり固定できます。私のiPhone4はすべりにくいケースというかカバーに入れているせいもあるのでしょうが、いちど挟んだらビクともしない。マウント自体もぐらつくところがないので、がたがた道でも安心して走れます。

万が一のために、ストラップの輪っかをホルダーに通して命綱にしましたが、少なくとも都会のアスファルト道を走る分には振動で落ちるようなことはなさそうです。もちろん転倒したり山道を走るとどうなるかわかりませんが、そこまで試すつもりはありません。ていうかそこまでやるとホルダーから外れる前に機械の方がいかれちゃいそうですね。

で、iPhoneを外すときは下側の解除レバーをカチッと一瞬で自由になりますから、降車時はもちろん、電話やカメラを使いたいときもまったくストレスを感じません。

_dsc8967_2 というわけで、ようやく私もいまどきのスマートフォンバイカーの仲間入りができました。

すぐに30kmほど走り回ってみましたが、予想以上に快適でした。

これまでもiPhoneをポケットに入れて「BikeMateGPS」「EveryTrail」「Pinprick」などを使っていましたが、常時画面が見えないことよりも、操作の度にいちいち出し入れするのが非常に面倒だったのと、ポケットやバッグに入れていると、自転車に乗っている間は電話やメールの着信がわからないのがストレスになっていましたが、ハンドルマウントにすることで、それらが全部いっぺんに解消され、ほんとにスッキリしました。

もしもこの「iH-100S」がダメな製品だったらどうしようと思っていたのですが、評判どおりのしっかりさで大満足です。他の製品は使ったことがありませんが、もう試す必要はなさそうなので、私はこれを使い倒していこうと思います。普通に使用していて壊れるとしたら、解除レバーと両ウイングの機構部分ぐらいしかなさそうですが、どこまでもつかやってみます。

(※下線部分に補足の追記:その後一年以上毎日使ってますが、やはり予想通りにウィングの開閉がしぶくなってきました。それも右だけ。クランプへの締め付けを緩めるとスムーズに動くので、ほんのちょっとした接触ではないかと思うのだけど。たまに5-56噴いたりして使ってます。他にはまったく問題ないです。)

ただし、これほど優秀なiH-100にも弱点はあります。

そう、大切なiPhoneを裸のまんま乗せている点ですね。雨やホコリに対する抵抗力がまったくありません。夏場はしたたる汗も敵になるでしょうし、転んだりぶつけたりしたら傷だらけになっちゃいます。これだけが心配な点です。

いちばん簡単な方法はiPhoneそのものをしっかりした防水ケースに入れて搭載することなのでしょうが、いま使用しているピッタリしたカバーと入れ替えるのも面倒ですし、立派なケースは値段も高くてごついです。

そこで私はまた対策を考えることにしました。

そしたら意外と簡単に良い方法が見つかった(気がする)のです。

というわけで次のエントリーでは、iPhoneにつきもののバッテリー消費問題と、百円でできる防水(というか防滴・防汚)、傷や衝撃予防の対策について、私のプランをご紹介してご批判を仰ぎたいと思っております。

久しぶりのエントリーでしたが、最後まで長々とお読みいただき、どうもありがとうございました。

※2012.5.10追記。ミノウラから新型が出ました。クランプのワンタッチ機構を排して軽量化したiH-400。これなら苦し紛れの盗難防止対策も不要ですね。これもクランプだけ別売りがあるので、いずれ変えようかなと思ってます。詳しくは下記にてどぞー。

ミノウラジャパン iH-400 フォングリップ LW-STD / LW-OS アルミクランプ

※2013.1.22追記。上記の新型をDAHON Boardwalkに取り付けました。やっぱりいいですね。記事はこちらです。>「DAHON Boardwalkが俺っぽくなってきた件」

では。

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コメント

お疲れ様です!

タニグーさんの太鼓判なら間違いありませんね^^
早速、私もポチっとしました…。

このコストはやはり買いですね(笑)

投稿: ぼりちゃん・ダンディズム紀行 | 2011年2月 8日 (火) 14時31分

ぼりちゃんさん、こんばんは!

ええ、この値段でこれは良い製品だと思います。
お使いになったらダンディズム紀行で感想聞かせてくださいね。

楽しみにしてます ^^

投稿: タニグー | 2011年2月 8日 (火) 23時09分

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先に言っちゃうけど、私スマートフォン持ってません。ちょっとまえに携帯を新しくしたばっかりです。(笑)ほとんど一日中パソコンの前にいる身ですので特にスマートフォンでやりたいことも無いんですよね。アプリ、アプリっていってもアプリケーションソフトですから、特に凄いことも無いと思っています。便利なソフトからジョークソフトまで面白そうなのはありますけどそれが欲しくてスマートフォンにしようとは今のところ思いません。そんな私ですがやっぱり気になります。特に自転車と組み合わせて使うと色々と楽しめそうな気がします。サ... [続きを読む]

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